安政元年(1854年)播州明石の菓子職人 八島六兵衛は、 島津斉彬公のお供をして江戸より、鹿児島に下り、 当時の良質な山芋と米の粉に目をつけ、 素朴で風味豊かなかるかんを作り上げました。 当、中村家では、特に原料を厳選し改良を重ね、 独特な風味を持つかるかんに仕上げ、広く皆様方に愛されています。
良質山芋に、良質な米を加え、上品で淡白な味は単純なようで 奥深いものを感じさせます。
春の野にゆかしく匂うすみれ草 秋風にそよぐ「秋桜」 花のように麗しく やさしさを包みこんだ上品なお菓子です。 ふるさとの梅と柚子の香りを真心こめてお届けします。
大正時代の持つ和と洋の融合した雰囲気を ゴマとアーモンドで表現し香ばしい味わいに仕上げました。 多くの文化人に愛された異国情緒あふれる 大正時代の別府が蘇ります。
有限会社かるかん堂中村家