山法師(ヤマボウシ)と檜葉・翌檜(ヒバ・アスナロ)
五月もあとわずかですね。
山は緑に覆われ、そこにちらほら見え隠れするお花が
実に季節を感じさせてくれます。
山法師(ヤマボウシ)
ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。
ハナミズキと混同する方が多いのですが、見た目が似ているようで
細かな所が違い、ハナミズキがアメリカからの外来に対しヤマボウシは
日本が原産です。
花の中心部を坊主頭、総苞片を頭巾に見立て「山法師」と名付けられたとか。
この時期、日本の山や庭によく似合うお花です。
檜葉・翌檜(ヒバ・アスナロ)
ヒノキ科に属する檜葉は翌檜とも呼ばれ、葉の様子がヒノキに似ているところから
檜の葉と書いてヒバと呼ばれるとか。また「明日は檜になろう。」からアスナロとも
呼ばれるそうです。
檜葉にも数種類あり、おそらくこれは「サワラヒバ」ではないでしょうか。とても
青々して気持ちが良いです。