かるかん堂中村家

日々のこと(ブログ)

芍薬(シャクヤク)

芍薬(シャクヤク)

ボタン科の多年草。ボタンが樹木であるのに対してシャクヤクは草木である。

またシャクヤクの根は、漢方として配合されることがあります。

花は春から初夏にかけて咲きます。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はユリの花。」

芍薬も牡丹も共に美しい花で、百合は清楚な花であることから、美人の姿や振る舞いを花に見立てて形容することば。
芍薬はすらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせ、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつける。百合は風を受けて揺れるさまが美しい。
これらのことから、芍薬は立って見るのが一番美しく、牡丹は座って見るのが一番美しく、百合は歩きながら見るのが一番美しいという説がある。
また、芍薬はまるで美しい女性が立っている姿のよう、牡丹は美しい女性が座っているよう、百合は美しい女性が歩く姿のようだなど、諸説ある。